さぬき市議会議員 名倉たけし
政治姿勢・政策議会報告後援会ご意見箱リンク集ブログ
〒769-2402 香川県さぬき市津田町鶴羽2176 TEL0879-42-3339 FAX0879-42-3359
WAC香川みらい政治は私たちの問題ネットワーク名倉みどりとは
トップ議会報告 > 平成20年さぬき市議会第4回定例会
議会報告

平成20年さぬき市議会第4回定例会

一般質問事項

1 水道料金値上げ反対
2 市長支持率の測定システムをつくろう
3 これからの自治体経営と財政再建について
  (1)さぬき市の経営と財政再建に向けて、近隣との連携を考え、選択と集中を進めるべきでは?
  (2)さぬきワインへの増資中止を求める。
  (3)資産評価によって、公有財産を評価し、財政再建につなげては?
4 男女共同参画について、さぬき市「女性議会」を開催しよう
5 学力テストの公表を!
6 自治体の非正規職員について
7 市税や公共料金滞納者に行政サービスの制限実施について


1 水道料金値上げ反対
<質問>
 水道料金の値上げ問題、これは市長さんと議会の政治判断だけです。
 (1)持続可能な水道事業の経営のため赤字額は、市民に支払ってもらうのだ。
 (2)今、世界は金融恐慌が起こり、日本にも影響を与えています。今後金融から実体経済に及んできます。倒産、失業等々。このため政府は1兆円を地方自治体に配布するといっています。香川県には100億円配布されると思います。その1部がさぬき市に来ます。当分このお金で水道事業を運営する方法もあります。この2方法のどちらを取るか、市長さんの政治判断にかかっています。市長さんは政治判断が大好きなんでしょう。もう話したくはないが、市民病院の時がそうでした。前市長は現在地で再建といっていましたが、「オレンジタウンだ。オレンジタウンだ」といって市民を驚かせました。1人で楽しんで「オレンジタウンだ。オレンジタウンだ」といっていました。政治学原論では「権力者の世界は陶酔の世界だ」といいます。市長さんも陶酔していたんですね。あの時、前市長の決定どおり建てていれば、もう立派な市民病院が安くできています。鉄骨等資材の値上がりで、今から建てるとなると建設費は相当かかります。だから精神科を廃止したりして経費節約をしているのだと思います。市民病院の件で、市長さんは政治判断を誤り、「さぬき市」に大損害を与えました。もう2度とこんなミスをしないで下さい。
 さて、水道料金の件ですが、私は値上げを見送るのが「正しい政治判断」だと思います。今の国際政治経済をよくみて下さい。私は高校時代の「世界史」で暗記したことを思い出しました。第1次世界大戦後、ハーディング、クーリッジ、フーバーの3大統領の下でアメリカは大繁盛しました。しかし1929年、金融大恐慌が起こりました。株価は1割になり、失業者は25%となりました。フランクリン・ルーズベルトが大統領になり、ニューディール政策を実行しました。一方「日本史」でその時日本はブロック経済をつくり、ドイツ、イタリヤと結び満州、中国へ兵をすすめ、太平洋戦争に突入しました。今、それと同じことが起こっています。金融恐慌がおこり、アフガニスタン戦争、イラク戦争が起こっています。アメリカでは黒人のオバマ大統領が当選し、体制一新に動いています。
 世界中で景気対策といっています。「自民党だ。民主党だ」といいますが、景気対策は一本道です。「内需拡大だ」「内需拡大だ」といいます。国内需要の拡大のことです。高校の政治経済の教科書にY=C+I+Gと載っています。C:消費の拡大です。政府は定額給付金をくばり、消費拡大に努めていますが、3年後に消費税を上げる」といったので効果は半減です。I:インベストメント設備投資です。低金利政策を採り、投資拡大に努めたいが、不景気のため設備投資は振るいません。G:政府の出動です。減税をして、公共投資を行い、赤字国債を発行することです。
 さて、本件の水道料金ですが、値上げすることは内需拡大ではなく、内需縮小です。内需拡大はお金をバラマクことなのです。財政調整基金を取り崩し、公共事業をすることも考えられますが、さぬき市の財政状況を考えて、それはやめましょう。とにかく今回は水道料金の値上げを見送り、政府からいただく交付金で事態の推移を見守ることです。そして、オバマ次期大統領、麻生首相と精神的連帯感を持ってこの歴史的危機をのりこえましょう。
 市長さん、経済学の公理を知っていますか。「自分にとって正しいことは全体にとって必ずしも正しくはない」ということです。水道料金を上げることは一時的にさぬき市にとってよくても、需要を縮小し、日本経済やさぬき市経済にとってマイナスです。今はグローバル・ニューディール政策ですよ。ワシントンや北京や東京の動向を見て、政治判断してください。大川町の水道局だけを見て、政治判断しているようです。議員の皆様も全員一致して、水道料金値上げを打破しましょう。
<答弁> 担当課 水道局管理課
 名倉毅議員のご質問にお答えいたします。
 まず、「水道料金の値上げについて」であります。
 さぬき市の水道事業の経営状況は、平成14年の合併以降、毎年1,000万円から7,000万円ほどの単年度赤字が続き、平成16年度には繰越利益余剰金に324万円余りの赤字が発生したことから、平成17年6月1日に平均14%の水道料金の改定をお願いしたところでありますが、平成16年10月の台風23号による水道施設の災害復旧のため特別損失を平成16年度から平成18年度までの累計で8,706万円余り計上したことにより、平成17年度についても単年度で1,176万円余りの赤字となりました。平成18年度は、料金改定の効果が出てきたことにあわせ、経費の見直しや事業の翌年度繰越しなどにより、4,828万円余りの黒字となりましたが、平成19年度では、再び1,682万円余りの赤字となっております。また、平成20年度以降の財政収支見込では、人件費や経費の削減に努めておりますが、人口の減少や度重なる渇水などにより、使用水量が減少し、料金収入が減少傾向にあり、毎年赤字が続くことが予想され、累積赤字が年々膨れて来る見込みとなっております。
 今後、安定的な給水体制を維持するためには、渇水や地震対策としての旧町間の連絡管の整備、老朽施設の更新、浅井戸水源のクリプト対策としての紫外線処理設備の整備などにより、多額の建設改良費が必要になります。
 こうしたことから、水道事業が健全な経営を維持するためには、経営の効率化を図り、人件費を含めた経費の削減に最大限努力することにあわせて、支出に見合った収入を得る必要があり、やむを得ず来年4月1日から平均11.65%の料金改定をさせていただきたいとの判断に至ったものであります。
 景気が悪化の傾向にあり、物価の上昇も懸念されるなかでの負担増ということで、まことに心苦しい限りではありますが、安全で安心な水道水を安定的に供給するために、市民の皆さんの格別のご理解とご協力をお願いするものであります。
 なお、さぬき市においては、これからも今回のように、色々な場面で市長としての政治判断が求められることになります。ご指摘いただいた市民病院の建て替えに関しては、私自身誤った判断とは思っておりませんが、今後とも、その時々において市議会や市民の皆さんのご意見を十分にお聴きしてご支援をいただき、これからのさぬき市にとって必要な事業を実施するため、責任を持って決断し、市長としての職責を果たしてまいりたいと考えております。
2 市長支持率の測定システムをつくろう
<質問>
 私は家では、あまりテレビは見ません。しかし政治討論番組だけは例外です。特に田原総一朗さんの番組は必ず見ています。報道2001も見ます。その時、支持率という言葉がでてきます。自民党 ○%、民主党○%です。
 内閣支持率○%も報道されます。「内閣支持率は30%を割ると危険ラインだ」といっていました。その時、ふと思ったのです。市長さんの支持率はどの程度だろうか。無投票で当選し、市民病院問題ものりこえたようです。どの程度の支持率か全くわかりません。
 内閣支持率も大事ですが、地方自治体の市長の支持率も、それに劣らず大事です。昔、世界史の授業で習ったことを思い出しました。それはフランス絶対主義と、イギリス絶対主義の比較です。イギリスでは、中央は絶対主義だったが、地方では比較的民主的な自治だったのです。もちろん今の「民主的」とはちがいます。アメリカの独立宣言も認めました。フランスは、その逆だったので大きなフランス革命が起こったのです。だから中央政治は駄目でも、地方がしっかりとした行政を進めていれば庶民は救われるのです。だから市長さんの支持率測定システムを導入しようではありませんか。簡単なようです。無作為に1,000人を選んで電話で聞けばよいのです。そんな調査会社もあります。麻生さんが選挙をしないのは調査をして結果を知っているからです。年に2度程度の調査でよいと思います。市長さんのためにも良いのです。「ここ半年一生けんめいやったから支持率は上がったなー」「ここ半年、市政に熱心でなかったから、支持率は落ちたなー」と反省になります。
 とにかく民主主義を進めていくことです。
 of the people, by the people, for the people 人民の人民による人民のために政治を進めていこうではありませんか。そしてさぬき市とさぬき市議会を「小さくともキラリとひかるさぬき市議会」にしようではありませんか。
<答弁> 担当課 総務部総務課
 次に、「市長支持率の測定システムについて」であります。
 私は市政の執行に当たり、常に市議会や市民の皆さんのご意見に耳を傾けることを心がけており、実際に多くの方々からご提言あるいはご批判をいただいております。
 私自身は、まずはこれらのご意見等が、市政に対する、更には私に対する評価と考え、自らの判断基準の1つとさせていただいております。
 当然のことながら、市民のための市政を行うためには、市民の皆さんの支援が不可欠であります。しかしながら、一方で市民の皆さんの支持率を具体的に数値化する方法や基準等については、様々な議論があるのではないかと考えております。
 従いまして、ご提言のシステムの導入につきましては、今後市議会や市民の皆さんのご意見もお聞きした上で判断させていただきたいと思っております。
3 これからの自治体経営と財政再建について
<質問>
 これからの「さぬき市経営と財政再建について」市長さんのお考えを市民に公表してください。ご承知のとおり高度経済成長期は、有り余る自然増収を地方交付税で地方にばらまいて、自民党は政権を維持してきました。バブルが崩壊し、不景気となり相次ぐ景気対策で1000兆円の負債を抱え、「地方をどうするか」、その中で、「平成の大合併」がおこなわれ、さぬき市は誕生しました。しかし、財政基盤は弱く、どうすればよいのか、難しい問題です。まず考えられるのは、国に頼らず、地域間競争に打ち勝つことです。人口の自然増、社会増(転入者の増加)が確認されたら衰退に歯止めがかかっているのです。さぬき市はいかがですか。高松市では「定住自立圏構想」が認められ、周辺市町(土庄・小豆島・三木・直島・綾川)と連携をしています。さぬき市は、東かがわ市と連携していくのですか。財政再建では、財政健全化法が施行され、透明になってきました。これからの財政運営は一律削減方式は限界にきています。一律にマイナスシーリング、マイナスシーリングと言っても、無理です。選択と特定部門に集中、特化することです。不得意部門は他の自治体や企業、NPOに任すことです。新聞紙上で「さぬき市がワイナリーに7500万円出資」いう記事を見て、びっくりしました。おやめなさい。ドブへ税金を捨てるようなものです。ワインの製造はそれに一生をかけた人が、世界にたくさんいます。地方行政が取り組む仕事ではありません。「お金もうけ」は民間に任せることです。旧津田町でも「ゴルフ場を経営しよう」とか 弁天さんへ「かに通」を誘致しました。失敗しました。「武士の商法」なのです。公務員がやるべきではありません。どうしてもしたいのなら、市長さん自分の土地や建物を担保にして、債務保証してください。賛成の議員も債務保証をお願いします。日本の政治や行政は究極のところ無責任体制です。誰も責任をとりません。夕張市の市長や市会議員は、どこかへ行ってしまい行方不明が多いです。日本の国会も霞ヶ関もすべて無責任体制なのです。さぬき市から、これを変えていこうではありませんか。それよりも耳寄りの話があります。自治体向け資産評価事業を行っているところがあります。これからは民間企業並みに保有資産の管理が求められるので、道路、上下水道なども含めてすべての公有財産を評価し、これからどうすべきかを考えましょう。その中で、大串半島をどうすべきか、ワイン工場をどうすべきか考えていきましょう。そして、地道に市の仕事すべての生産分析を行ってください。何故、財政が赤字になるのか、公共経営学では3つあるといいます。
 (1)公共目的に由来する赤字(救急施設)
 (2)公務員人事に由来する赤字(例、看護士は民間より高給といいます。)
 (3)単なる運営上の非効率
 とにかく、財政再建は待ったなしです。市長さんのご意見を市民に公表してください。
<答弁> 担当課 総務部政策課 予算調整室
質問要旨
(1)さぬき市の経営と財政再建に向けて、近隣との連携を考え、選択と集中を進めるべきでは?
(2)さぬきワインへの増資中止を求める。
(3)資産評価によって、公有財産を評価し、財政再建につなげては?

次に、「これからの自治体経営と財政再建について」であります。
(1) 個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現するためには、自治体の自主性・自立性を高めていくことが求められる地方分権推進の流れのなかで、現実問題としては、肥大化した債務による財政状況の逼迫が、その経営環境をより厳しいものとしており、さぬき市においても、大きく膨らんだ市債残高と過重な公債費負担などによって、健全化指標の悪化が顕著となるなど、その財政状況は大変厳しいものとなっております。 しかしながら、市民の皆さんが少しでも将来に希望を持つことができ、ここに住んで良かったと思えるまちづくりは、是が非でも進める必要があることから、最小の経費で最大の効果を得ることができるよう、あらゆる手法を模索し、改革に取り組みながら、さぬき市を経営していきたいと考えております。本年3月に定めた財政健全化策では、計画的・効果的に債務を削減していくこと、財政力を補うべく歳入確保への取組みを強化すること、そして事務・事業の見直しを図ることで、本当に必要とされるサービスをより効果的に提供していくことなどに、一層努めることとしており、同時に近隣市町との連携も含めた「選択と集中」による重点化によって、効果的な政策課題の実現と財政の健全化を図ってまいりたいと考えております。
(2) なお、さぬきワイン株式会社への支援につきましては、経営診断を受けた結果、経営再建の可能性があること、また、これまでさぬきワイナリーが地域の振興に果たしてきた役割を存続させる必要があること等から、種々の再建方策を比較検討した結果、有利子負債の削減によって資金収支の状況を改善させることが、現時点ではより適切であるとの判断に至ったことから、今回の増資を提案させていただいたものであります。 市の財政状況が極めて厳しいなかで、このような事態に至ったことにつきましては、市長として、また現在のさぬきワイン株式会社の責任者として、その責任の重さを痛感いたしているところであり、今後全力で再建に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
(3) また、自治体の資産評価については、国の示す公会計改革の流れに沿って、来年秋までに「連結ベースの財務書類4表」を作成することが求められており、現在鋭意作業を進めておりますが、これに付随して、資産の把握と適切な評価等による資産台帳の段階的整備が求められておりますことから、今後検討を重ね、可能なものから順次取り組み、資産管理の実効性・効率性を高めることによって、資産・債務改革につなげてまいりたいと考えております。
4 男女共同参画について、さぬき市「女性議会」を開催しよう
<質問>
 新憲法の制定以来、「男女平等」「男女同権」が確立しましたが、現実はまだまだ格差があります。そのため私は男女共同参画推進運動を支援しているのですが、その運動も遅々として進みません。そこでさぬき市の活性化につなげるため、「女性議会」を開催できないでしょうか。
 実は、三豊市において市内から30人の女性を公募し、11月16日「女性議会」を開催しました。市議会の議場で、観光や地元産業の発展など女性の視点から見える市の課題や問題をとり上げたようです。さぬき市も同様な議会を開けば、沈滞化した市政の活性化につながるのではないでしょうか。
<答弁> 担当課 総務部政策課
 次に、「男女共同参画の推進について」であります。
 三豊市において開催された女性議会は、女性の視点や意見を市政に活かそうと開催されたものとお聞きしており、女性の市政への関心を高めることは、大変意義があると考えております。
 さぬき市では、女性の視点や意見を市政に生かすために、さぬき市男女共同参画推進協議会が設置されており、「自分らしく、ともにいきいきと生きることができるまち」を基本理念とする男女共同参画プランに基づく施策を推進しているところであります。
 女性の積極的な社会参加は重要であり、今後とも効果的に推進してまいりますが、ご提案のさぬき市女性議会の開催については、その実施方法や効果等について種々の考え方があると思われますので、まずは、関係団体等のご意見もお聴きして、検討させていただきたいと考えております。
 なお、ご質問のうち「学力テストの公表について」は、教育長から、「自治体の非正規職員について」及び「市税や公共料金滞納者に対する行政サービスの制限について」は、総務部長から答弁させていただきます。
5 学力テストの公表を!
<質問>
 昨年、43年ぶりに小学6年と中学3年の児童生徒を対象に、学力テストが実施されたようです。その公表をお願いします。「文部省では公表しない方針だ」とも聞きましたが、「実施要領」できめているだけです。「個人が特定されない限り原則公開」ということが情報公開制度の原則です。大阪府では、橋下知事が過激に要求したから成績が開示され始めました。税金を使って実施したのならば、公開は当然です。私も個人、個人の成績を知ろうと思っているのではありません。首相も漢字を読めない時代だから、「明日の日本はどうなるのか」と心配して要求しているのです。「学校の常識は、社会の非常識、社会の常識は学校の非常識」知人の教員がよく言う言葉です。「教育現場がどうなっているのか」くわしくは、わかりませんが、明日の日本は義務教育にかかっています。戦後、日本経済が高成長したのも、戦時中の厳しい教育の成果です。日本全国で40%が公表しています。よろしくお願いします。
<答弁> 担当課 学校教育課
 名倉議員の「学力テストの公表について」のご質問にお答えします。
 まず 、全国学力・学習状況調査は、国と市町村の契約に基づいて行われているものです。そこで取り交わされている「実施要領」には、「都道府県及び市町村教育委員会は、域内の市町村及び学校の状況について、個々の名を明らかにした公表は行わないこと」と明記されています。つまり、個々の学校名が出て、互いに比較できるような公表の仕方をするのは、現時点では実施要領違反であるということになります。
 また、市内には非常に少人数の学校もあり、各学校の結果を横並びに公表することは、過度の競争をあおったり、学校にレッテルを貼ったりする等、本来の目的とは違った取り上げ方がなされることも予想されるため、本市においては、公表はしないこととしています。
6 自治体の非正規職員について
<質問>
 アメリカに始まった金融危機は、日本にも飛び火し、実体経済に影響を与え、民間企業ではリストラを始めたようです。就職がきまった新卒内定者も、取り消しを受けている人もいます。とりわけ非正規労働者や派遣労働者は困窮の極みに達しています。全労働者のうち3人に1人が非正規雇用者だともいわれています。
 ところで「自治体でも非正規労働者が広がっているのが実態だ」といううわさもあります。また「非正規職員なしには自治体の業務が成り立たなくなっているが、法的な位置付けはあいまいなままだ」とも聞きます。さぬき市の現状はどんなものでしょうか。その人数、給与、法的立場などご説明ください。地方公務員法上「守秘義務」の対象外ではないでしょうか。さぬき市役所の中で知り得た秘密を口外しないよう条例で規制されているのでしょうか。テレビを見ると、保育士の臨時職員募集をよく見ます。これは保育所の民営化を目指しているのですか。福祉、教育の分野で非正規職員を増加していくのは、正当とは思えません。非正規職員は公式の研修に参加できず、スキルアップの機会が乏しいのです。同一労働、同一賃金の視点を忘れず、正規職員、非正規職員の格差是正をお願いします。
<答弁> 担当課 総務部秘書広報課
 名倉議員のご質問にお答えいたします。
 まず、「自治体の非正規職員について」であります。
 さぬき市における非正規職員については、平成16年1月21日付けで「さぬき市臨時職員及び嘱託職員等の任用及び勤務条件等に関する要綱」を定め、臨時職員等の効率的、効果的な任用を行っているところであり、この要綱については、毎年、関係所属等の意見及び県内各市の状況等を踏まえ、賃金、報酬及び勤務条件等の見直しを実施しております。
 平成20年4月1日現在、この要綱及び地方公務員法の適用により任用している臨時職員等は、全部局で254人であり、このうち非常勤嘱託職員は100名、日々雇用臨時職員は154名となっております。また、保育所の保育士については、非常勤嘱託職員が47名であります。
 なお、保育士については、正規職員51人に対し、非常勤嘱託職員47名が保育業務を行っている状況であり、今後、少子化による児童数の減少や現在8か所ある保育所の統廃合も考慮しなければなりませんが、できるだけ非常勤嘱託職員の比率が過大とならないように配慮してまいりたいと考えております。
7 市税や公共料金滞納者に行政サービスの制限実施について
<質問>
 市税や公共料金などの長期滞納した住民に何かペナルティをかけられないでしょうか。もちろん、急に事故にあったり、体が悪くなったりして、滞納している人もいます。これは生活保護等で対処してください。悪質な滞納者に対して行政サービス制限をどうすべきか。条例をつくって制限してはいかがですか。
 一般論としては、度重なる催告をして、差し押さえることです。それでも債権が確保できなければ、公営住宅入居制限、貸付金補助金の交付制限です。人間ドックの補助も制限していいと思います。氏名公表も慎重にすべきだが公表はやむをえない。ただ滞納者の多くは払いたくても払えない生活困窮者も多いから、人権侵害にならないように注意することですね。
<答弁> 担当課 総務部総務課
 次に、「市税や公共料金滞納者に対する行政サービスの制限について」であります。
 市税などの滞納者に対する行政サービスの制限については、物品に関する指名競争入札などの参加資格を与えないこととしているほか、郵送用封筒への有料広告掲載の募集や中小企業に対する融資、学生等への奨学金の貸付け等に際し、市税の完納を条件とするなど、さぬき市においても既にいくつか実施しているところであります。
 今後、制限するサービスの種類や完納要件の対象とする市税等の範囲を広げるかどうかについては、滞納整理を強力に推進することとあわせて、さぬき市総合計画実施計画や財政健全化策における税収を増やす取り組みと連動させながら、市税等の滞納の状況や、サービスと負担の公平性の観点などを踏まえ、検討してまいりたいと考えております。
トップへ戻る このページのトップへ